宛名物語 1

弊社の業務が宛名の印刷に特化するのにはワケがあったのです。

データ入力と版下制作が主業務だった弊社が宛名印刷に携わったきっかけは、12年前に、ある大手メーカーの挨拶状を封入する封筒(洋2のダイヤ貼り)2万枚の宛名印刷の受注でした。

軽い気持ちでお引き受けしたのですが、いざ作業をしてみますと……

ほとんどの封筒がプリンターの中で詰まってしまう!

原因は封筒作成の断裁時の紙の向きで起こるらしいと業界の先輩からの助言でした。

その上、悪いことに

カスレが続出

ダイヤ貼りの封筒は裏が4枚の紙で貼られており、宛名印刷をすると4枚の紙の重なった場所が、封筒表の肝心なお届け先のお名前の位置に当たり、いちばん目立つお名前がカスレてしまう……。お名前は絶対にセンターに入れたいというこだわりが強かったものですから、お名前をずらして印刷することは、したくありませんでした。

トラブル多発で、たっぷり頂いた納期も徐々に少なくなり、途方にくれながら知恵を絞り、いただいた納期に納品する為にいろいろ試した結果、家庭用の卓上コピー機までも使用しました。いつ煙が出てもおかしくないくらい酷使し、やっとのことで納品しました。

そしてもたらされた結果は…

大赤字。その上クオリティは最低。
期待してくださったお客様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

すべてはそれからでした。宛名印刷をなんとか克服したい。厚い封筒でも紙詰まりのない、カスレないプリンター探しと、オリジナルの宛名システムの開発が始まりました。お客様からお預かりするデータは入力方法が全く違います。そのデータを均一にするシステムや、お客様のご要望から生まれた、重複データの検索システムなどを作り上げました。
現在は、安定した印刷結果が得られるプリンターも見つかり、お客様より高いご信頼を頂いております。あの悪夢のような月日があったればこそと、今では感謝しております。

もし御社内で挨拶状や招待状の宛名を封筒に直接印刷なさる場合には、宛名ソフトがあるから大丈夫と安心してはいけません。

この道12年の弊社ですら、プリンターで泣きました。もし御社のプリンターで封筒が詰まらず、カスレず、にじみも出ずに印刷がで出来ましたら、ラッキーの一言です。ほとんどの場合、あの頃の弊社のように

絶望感とアセリとともに休日出勤や徹夜作業をするハメに陥ります。

ギブアップする前にご相談ください。

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